特集 ME--最近の話題
サーモグラフィー診断の進歩
藤正 巌
1
Iwao Fujimasa
1
1東京大学医用電子研究施設
pp.651-655
発行日 1976年8月10日
Published Date 1976/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205461
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体表温の分布パターンにより,疾病の鑑別診断を行なおうとするのがサーモグラフィ法である。
医用赤外線放射カメラの開発がすすみ,すでにわが国でも100に近い病院に装置が入っていて,ようやくその臨床応用が地についてきはじめている。すでに医用サーモグラフィ研究会も昭和43年以来7回を数え,種々の応用研究の報告もなされ,本年は海外よりの演者もまじえた国際シンポジウムが企画されている。
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