特集 ME--最近の話題
陣痛計の進歩と限界
鈴村 正勝
1
,
桑田 昱
1
,
中江 信司
1
,
中川 洋
1
,
青木 基彰
1
,
小野 修平
1
,
草壁 得
1
Masakatsu Suzumura
1
1日本医大第一病院産婦人科
pp.645-649
発行日 1976年8月10日
Published Date 1976/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205460
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Ⅰ.陣痛計の歴史
子宮の収縮の実体を探究しようとする試みは,かなり以前から行なわれ,それに使用する器具についても種々の考案がなされ,使用結果についても数多くの報告が行なわれているが,いまだ不明な点も多い。
子宮収縮の測定法としては,その測定器のおかれる場所により外測法と内測法に大別される。内測法としては次の方法が発表されている。
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