特集 産婦人科の治療その限界と展望
日常臨床上よくぶつかる頑症疾患の治療の限界
婦人科
若年性出血
橋口 精範
1
Akinori Hashiguchi
1
1東京医科歯科大学医学部産科婦人科学教室
pp.1099-1101
発行日 1972年12月10日
Published Date 1972/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204728
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若年性出血とは
婦人にあつては,性器からの出血は,一生を通じてかなり長い期間みられるものである。
この出血のうち,月経,ならびに妊娠,炎症,腫瘍,外傷などのように,あきらかに器質性の出血に対して,その原因のはつきりしないものを機能(不全)性出血(Dys) Funktionelle Genitalblu—tungとよんでいる。
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