症例
胞状奇胎を伴つた間質部妊娠の1例
永井 泰
1
,
永井 宏
1
,
古賀 詔子
1
Tai Nagai
1
1向仁会永井病院
pp.737-738
発行日 1971年7月10日
Published Date 1971/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204456
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子宮外妊娠は後から診察した医師ほど名医となるといわれるが,初診時診断がつかないことが少なくない。入院の上諸検査を施行したが確定診が得られず,試験開腹予定前夜に突然ショック状態に陥り,緊急手術で危うく一命をとりとめた症例を経験している。
本例は臨床経過をふり顧りみて反省させられる点が多多あるので報告を兼ね諸家の御批判をあおぎたい。
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