増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント
I 妊娠週数ごとの健診の実際
妊娠11週まで
診断と外来対応
胞状奇胎
福嶋 恒太郎
1
,
加藤 聖子
2
1九州大学病院総合周産期母子医療センター
2九州大学病院総合周産期母子医療センター産科婦人科
pp.51-55
発行日 2015年4月20日
Published Date 2015/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208342
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POINT
◇診断はhCG値,超音波断層法を中心に行うが,典型的な画像所見が得られない場合があることに注意する.
◇部分胞状奇胎,共存奇胎,間葉性異形成胎盤の鑑別には核型も有用である.
◇共存奇胎や間葉性異形成胎盤では,方針決定にあたり母児のリスクについて十分な情報を提供する.
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