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子宮外妊娠の取り扱い方
橋口 精範
1
Akinori Hashiguchi
1
1東京医科歯科大学産科婦人科
pp.602-608
発行日 1971年7月10日
Published Date 1971/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204434
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はじめに
子宮外妊娠とは,受精卵が子宮腔以外の部位に着床して,発育した場合をさすものである。
子宮外というと,卵管,卵巣,腹腔,頸管などであり,中でも,卵管に妊娠する場合が95%以上と多い。その際,卵管が細いことからも,発育がそこでは続けることができないことは当然のことで,卵管流産とか,卵管破裂といつた形で中絶されてしまうことが多いものである。
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