特集 産婦人科麻酔の問題点
局所麻酔の作用機序
西邑 信男
1
Nobuo Nishimura
1
1日本医科大学麻酔科
pp.225-227
発行日 1971年3月10日
Published Date 1971/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204368
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臨床的に局所麻酔を有効に使用するためには,解剖学的,生理学的な考慮の他に薬理学的な考慮も必要である。
ただ単にきめられた局所麻酔剤を神経の近く,皮下やくも膜下腔に注入しただけでも十分な麻酔効果をうることがしばしばであるが,しかしかような方法ではその成功率は低くまた合併症をおこしやすくなる。
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