講座
疾患別にみた局所麻酔のかけ方(2)
西邑 信男
1
,
木内 実
1
1日本医科大学麻酔科
pp.700-703
発行日 1966年5月20日
Published Date 1966/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203986
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Ⅰ.腰部硬膜外麻酔
硬膜外麻酔はすでに30年以前より行なわれていたが,全身麻酔剤および全身麻酔法の発達がめざましいため,そのかげにおくれて,広く行なわれないでいた.
1950年以後になると,一般の外科に臨床上有効な麻酔法として使用されだし,わが国でも1951年以来胸部外科,一般外科に一時用いられ,その後1957年頃よりしだいに広く行なわれるようになつてきた.
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