連載講座 婦人科内分泌疾患のPSM的研究・5
心理検査法の診断的意義—投影法を中心に
岡村 靖
1
,
後藤 哲也
1
,
森山 勝子
1
,
黒木 順子
1
,
遠山 尚孝
2
,
鶴 光代
3
Yasushi Okamura
1
,
Naotaka Toyama
2
,
Mitsuyo Tsuru
3
1九州大学医学部産婦人科教室
2九州大学医学部心療内科教室
3九州大学教育学部教育心理研究室
pp.885-891
発行日 1968年10月10日
Published Date 1968/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203947
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I.心理検査法
1.知能検査法2.性格検査法 A)質問紙法(前号続き)
B)投影法(Projective techniques)
1) Rosenzweig Picture Frustration Study (P-F Study) 視覚刺激を用いる投影法で,Rosenzweigにより考案された12,13)。
このテストは,日常に誰もが経験する欲求不満場面によつて構成されており,そこに示された反応語から性格を見ようとするものである。評点因子は表11のように分類される。各反応語は,表11によつて分類され,それに基づいて解釈がなされる(表12)。
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