薬の臨床
産婦人科領域におけるThiophenicolの検討
国井 勝昭
1
,
張 南薫
1
,
野原 俊一
1
,
伊藤 達也
1
,
松崎 浩
1
Katsuaki Kunii
1
1昭和大学医学部産婦人科教室
pp.423-426
発行日 1967年5月10日
Published Date 1967/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203703
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はじめに
Thiophenicol (以下TP)はアメリカWinthrop社で合成されたChloramphecl (以下CP)同族体である。
構造式は図1に示すごとくCPのNO2基がCH3SO2基で置換されただけであり,抗菌力はCPと大差なく,このNO2基がないために副作用の発現が少ないだろうといわれている。
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