Japanese
English
薬剤の臨床
産婦人科領域に於けるSulfadimethoxine (Sulxin)の使用知見
Use of Sulfadimethoxine (Sulxin) in Obstetrics and Gynecology
張 南薫
1
,
荻野 幸雄
1
,
藤巻 日出夫
1
,
飯塚 専一郎
1
Nankun Cho
1
1昭和医科大学産婦人科学教室
pp.197-199
発行日 1960年2月10日
Published Date 1960/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202145
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Ⅰ.まえがき
所謂,Long acting Sulfonamidとして登場したSulfadimethoxine (Sulxin)は,従来のSulfa剤に比較して,血中濃度の持続が長く,尿中溶解度が高く,排泄が遅く,しかも抗菌力は従来のSulfa剤と略同等の抗菌力を有するなどの特長を有する長間隔投与法の可能な製剤として登場して来たものである。われわれは本剤の吸収排泄を検討し,又臨床的に婦人尿路感染症,附属器炎に使用し,良好な結果を得たので報告する。
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