特集 新生児の研究と臨床--第1回新生児研究会シンポジウム
新生児黄疸
新生児および乳児黄疸—とくにビリルビン代謝を中心として
岩波 文門
1
,
神谷 修吾
1
,
滝田 斉
1
,
唐沢 瑛子
1
Bunmon Iwanami
1
1東京医科大学小児科
pp.126-131
発行日 1964年2月10日
Published Date 1964/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202983
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ビリルビン定量法に関しては古くから種々の方法が発表されているが,従来のHijmans van den Bergh反応だけでは解決できない問題が多く,第1表に示すように最近10年間に種々の分劃定量法が諸家によつて考案されてきた。
私どもはこれらのうち,Eberleinによる血清ビリルビン分劃定量法を昭和36年から使用しているが,この定量法の概要は第1図に示すとおりである。
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