Japanese
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流早産
習慣性流早産診療の当科の近況
The treatment of habitual abortion and premature labor as it is in our clinic
坂井 正利
1
Masatoshi Sakai
1
1九州大学温研産婦人科
pp.334-337
発行日 1963年4月10日
Published Date 1963/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202794
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習慣性流早産(渡辺氏の所説により連続2回以上のものとした)は,臨床上,複雑多岐な原因を有し,従つてその治療法は多種多様であるが,比較的近年,実地的価値が注目されるようになつた子宮頚管無力拡大症に対する手術療法を中心にして,治験感想を述べてみたい。
過去1カ年間(昭和36年7月1日より昭和37年6月0日迄)に来院した習慣性流早産患老は第1表の10例(別表)で,そのうち手術的に治療したものは2例(症例5と9)である。年令は第2表の如く23〜34才にわたり,26〜30才が最も多い。
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