Japanese
English
治療室
2,3の術式に応用した吾々の新縫合法に就いて
On our new suturing method applied for some operations
佐藤 龍也
,
佐藤 恵子
Tatsuya Sato
pp.351-352
発行日 1957年5月10日
Published Date 1957/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201555
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緒言
我々産婦人科医が日常の診療に当り,時折不快な術後創の哆開,特に腟式手術創哆開に相遇する事がある。術後創哆開は患者にとつて,精神的・肉体的に,甚大な影響を与えるが故に,術者は,細心の注意を縫合に於いても,充分に払わねばならない事は論を待たない。
我々は,2,3の手術々式に応用し,見るべき効果を得る事が出来た縫合法を,ここに報告し,諸賢の批判を乞う次第である。且つ,個々の応用術式に於ける縫合に就いて,述べた方が理解され易いと思われるので,次の如く,2,3の術式を挙げて記載する。
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