今月の臨床 子宮内膜症治療の未来図
新しい子宮内膜症治療薬を求めて
3.子宮内膜症に非ホルモン性直接作用を有する食品添加物3-ethylpyridine(3EP)は理想的な治療薬になり得る
五十嵐 敏雄
1
,
梁 善光
1
1帝京大学ちば総合医療センター
pp.1201-1208
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200058
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●子宮内膜症は全身性疾患でなく骨盤内疾患であり,治療は全身投与より局所投与のほうが有効で副作用が少ない.
●3-ethylpyridine(3EP)は子宮内膜症に直接作用を有する非ホルモン性の治療薬である.
●3EPは子宮内膜症でCD44とテネイシン発現を抑制して選択的に治療効果をもたらすと考えられる.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.