今月の臨床 診療ガイドライン産科編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
産褥精神障害
佐藤 昌司
1
1大分県立病院総合周産期母子医療センター
pp.789-794
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103849
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●産褥期は精神衛生面においても不安定になりやすく,諸種の精神機能障害を生じやすい.
●精神障害は大きく分けて,マタニティ・ブルーズ,産後うつ病,神経症様状態,非定型精神病(産褥精神病)状態およびその他の二次性精神障害に分類される.
●診断・治療に際しては,精神疾患に関する知識・経験が豊富な医師に必要に応じて相談し,行政を含めた継続的支援体制の構築(医療・行政を含めた)を検討する.
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