今月の臨床 診療ガイドライン産科編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
授乳に関する注意点
大口 昭英
1
1自治医科大学産科婦人科学講座
pp.784-787
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103848
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●母親がアルコール依存症,HIV感染症あるいは活動性結核,新生児がガラクトース血症の場合は,授乳中止を勧める.
●授乳中の婦人が乳房腫脹,疼痛,発熱などを訴えた場合,乳房緊満,乳腺炎,あるいは乳腺膿瘍の可能性を考える.
●乳腺炎に対しては,24時間以内に症状が改善しない場合や,急速に症状が悪化する場合には,抗菌薬を投与する.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.