今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
子宮温存療法の現況
6.子宮筋腫に対するMRガイド下集束超音波療法(MRgFUS)
石川 哲也
1
,
市塚 清健
1
,
関沢 明彦
1
1昭和大学病院産婦人科
pp.241-246
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103616
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●強出力集束超音波(high-intensity focused ultrasound : HIFU): 出力の強い超音波を利用してプローブから離れた組織内で熱エネルギーに変換し焦点領域の凝固壊死を導く.そのため体外からHIFU照射を行うことで外科的侵襲を加えず深部腫瘍を治療することが可能である.
●MRガイド下集束超音波療法(MRI-guided focused ultrsound : MRgFUS): HIFU照射の治療部位の確認と照射部位の組織温度の上昇を,MRIと組み合わせることでリアルタイムに観察しながら筋腫を非侵襲的に体外から治療する装置.
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