今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
子宮温存療法の現況
5.子宮筋腫の子宮動脈塞栓術(UAE)
細井 文子
1
,
上田 豊
2
,
山本 敏也
1
,
木村 正
2
1市立堺病院産婦人科
2大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室
pp.234-240
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103615
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●UAEは筋腫に対する非観血的治療法であるが,施行に際しては適応と禁忌を十分に考慮する必要がある.
●治療効果は高率に得られ,長期間の効果の維持や術後の妊娠例も報告されているが,いまだ保険適用は得られていない.
●合併症には疼痛・塞栓後症候群・発熱・アレルギー・筋腫分娩・卵巣機能不全などがある.
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