今月の臨床 進行婦人科がんの集学的治療
子宮体がん
3.子宮がん肉腫・子宮肉腫の治療戦略
高野 忠夫
1
,
徳永 英樹
1
,
八重樫 伸生
1
1東北大学産婦人科
pp.1139-1144
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103536
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●子宮がん肉腫の大部分は単クローン細胞発生で,その肉腫様成分は上皮性成分からの化生である.
●新FIGO分類では子宮がん肉腫は子宮内膜がんに分類され,パクリタキセル+カルボプラチン療法が有効である.
●子宮平滑筋肉腫では,術後補助例,進行・再発例ともにゲムシタビン+ドセタキセル療法が有効である.
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