今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで
子宮体がん
子宮肉腫に対する化学療法
高野 忠夫
1
1東北大学病院臨床研究推進センター
pp.992-1001
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209178
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●単剤化学療法と併用化学療法の臨床試験では,中等度の有効性を示す結果が得られている.
●初回補助化学療法のオプションとしては,ドキソルビシン単剤療法およびゲムシタビンとドセタキセルの併用療法(DG療法)が奨められる.
●パゾパニブ,トラベクテジン,エリブリンは,LMS治療の新たなオプションになる可能性がある.
●今後,LMSの分子学的特徴が明らかになり,新たなターゲットに対する治療戦略が開発されることが期待される.
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