今月の臨床 女性骨盤底外科手術Up to Date―増加する患者への対応を学ぶ
手術手技のポイントと術後合併症への対応
2.腟閉鎖術
永田 一郎
1,2
1埼玉医科大学産婦人科
2防衛医科大学校
pp.366-375
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103300
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●腟粘膜切除範囲の設定 : 尿道直下の部分を尿道口から2~3 cm,他の部分は処女膜から1 cm腟粘膜を残す.
●腹圧性尿失禁の予防対策 : 膀胱尿道結合部直下両側の結合織性筋膜を中央縫合し(Kelly縫合),肛門挙筋脚を数針中央縫合する.
●3種類の手法の使い分け : 部分閉鎖術(Le Fort法),全閉鎖術(巾着式,ML式)を病型に応じて使い分ける.
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