今月の臨床 女性骨盤底外科手術Up to Date―増加する患者への対応を学ぶ
手術手技のポイントと術後合併症への対応
3.TVM手術
竹村 昌彦
1
1大阪府立急性期・総合医療センター産婦人科
pp.376-384
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103301
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●TVM手術は,前腟壁の下垂に対して,従来の前腟壁形成術よりも高い解剖学的矯正効果があることが証明されている.
●低頻度だが,重篤な合併症が報告されており,実施にあたっては手技についての十分な習熟が必要である.
●TVM手術は,子宮脱手術の第一選択ではなく,他の術式では十分な効果が得られないと考えられる症例に対して選択すべき術式である.
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