今月の臨床 性感染症と母子感染─最新の診断と管理
母子感染
最新の管理法
13)HIV/AIDS
稲葉 憲之
1
,
大島 教子
1
,
稲葉 未知世
1
,
伊藤 志峯
1
,
岡崎 隆行
1
,
西川 正能
1
,
渡辺 博
1
,
深澤 一雄
1
,
吉野 直人
2
,
喜多 恒和
2
,
外川 正生
2
,
明城 光三
2
,
和田 裕一
2
,
塚原 優己
2
1獨協医科大学産婦人科
2厚労省科研費エイズ対策研究事業「塚原班」
pp.163-170
発行日 2013年1月10日
Published Date 2013/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103258
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●HIV母子感染対策は妊婦のHIV検査から始まる.正に,「検査なくして対策なし」である.
●次いで,検査結果および感染妊婦に「わが国におけるHIV母子感染予防対策」について十二分に説明する.手に余るようであればACCや各ブロック拠点病院への紹介も考慮する.
●実地臨床の要点は,感染妊婦へのHAART,選択的帝王切開,断乳(人工栄養)である.出生児にもARTを行う.
●出生児に対してHIV検査(RT-PCR,抗体検査)をマニュアルに従って行う.
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