今月の臨床 母子感染─新しい制御戦略
産道感染・母乳感染への対策
3.B群溶連菌
大浦 訓章
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科
pp.1039-1045
発行日 2011年8月10日
Published Date 2011/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102756
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B群溶血性レンサ球菌(group B streptococcus : GBS)感染症は,新生児が産道感染を起こした場合,早期に発症する早発型では致死率が5.7%,後遺症発症が4.9%といわれている危険な感染症である1).
まずは以下に日本産科婦人科学会『産婦人科診療ガイドライン産科編2011』におけるGBS保菌診断と取り扱いに関する事項を紹介する.
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