今月の臨床 異所性妊娠
診断と治療の実際
5.卵巣妊娠
前村 俊満
1
,
土屋 雄彦
1
,
内出 一郎
1
1東邦大学医療センター大森病院産婦人科
pp.1118-1121
発行日 2010年7月10日
Published Date 2010/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102430
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はじめに
近年,クラミジアなどの性感染症の低年齢化に伴い,子宮外妊娠の増加傾向が認められる.子宮外妊娠の好発部位といえば,卵管,特に膨大部妊娠が最も多いが,卵巣や腹膜妊娠なども報告されている.これら子宮外妊娠は診断が困難な場合も多い.今回,子宮外妊娠でも稀な卵巣妊娠について解説する.
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