特集I 頸椎後縦靱帯骨化症
後縦靱帯骨化の進展と分類について
寺山 和雄
1
,
間宮 典久
1
,
山岡 弘明
1
Kazuo TERAYAMA
1
1信州大学医学部整形外科学教室
pp.1071-1076
発行日 1975年12月25日
Published Date 1975/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908531
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まえがき
後縦靱帯骨化(以下OPLLと略す)の症例が増加するにつれ,本症と他の疾患との関係すなわち本症の位置づけとか,病型の分類を確立することがますます重要となつた.今回,我々は自験例128例のうち3年間以上の経過を追跡しえた56例を検討して,OPLLとankylosing spinal hyperostosis(以下ASHと略す)との関係,X線像の進展およびその分類について報告する.
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