特集 胸椎部ミエロパチー
総括/後縦靱帯骨化の部
津山 直一
1
,
平林 洌
2
Naoichi TSUYAMA
1
,
Kiyoshi HIRABAYASHI
2
1東京大学医学部整形外科学教室
2慶応義塾大学医学部整形外科学教室
pp.318-321
発行日 1977年4月25日
Published Date 1977/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905505
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まず厚生省後縦靱帯骨化症全国調査の集計から胸腰椎部の骨化について,研究班を代表して東大黒川氏がその統計を報告した(本誌論文参照).
第2席の横浜市大秋山氏らは,本症35例をX線学的に検討した結果,層状型4,線状型8,Bridge型18,混合型5に分類し,変形性変化の合併を88%の高率に認めた.後轡高度のものに多い事実から,本症と椎間板変性の間には密接な関連があるとした.
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