Japanese
English
論述
Chiari骨盤骨切り長期観察例の吟味—特に年少児例について
Langzeitergebnisse der Beckenosteotomie nach Chiari, durchgeführt an kindern im Vorschulalter
家田 浩夫
1
Hiroo IEDA
1
1Orthopädische Universitätsklinik
1Orthopädische Universitätsklinik
pp.874-882
発行日 1979年9月25日
Published Date 1979/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905984
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1956年にChiariにより紹介された骨盤骨切り術は,先天性股関節脱臼後の遺残性臼蓋形成不全や亜脱臼に対し,また股脱後の二次性変股症に対して基準的な手術法の一つとなつている.Orthopädische Universitätsklinik Balgrist Zürichでは1962年10月3日に第一例が行われて以来現在に至るまで,400例以上の同手術が行われている.その予後調査はすでにWeberが1973年にスイス整形外科学会において,またSchreiberが1976年にフランス整形外科学会において200例以上の調査結果を発表している.このたびわれわれは6歳以下の年少児で同手術を施行された症例のうち,術後10年以上経過した55関節の予後調査を行う機会を得たので報告する.
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