論述
頸椎後縦靱帯骨化症脊髄症に対する前方椎間固定術の検討
冨永 積生
1
,
保野 浩之
1
,
重本 弘文
1
,
土井 一輝
1
,
中村 修二
1
Sekio TOMINAGA
1
1島根県立中央病院整形外科
pp.212-219
発行日 1978年3月25日
Published Date 1978/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905678
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緒言
過去10年間の,1976年までに,本症脊髄症症例65例を手術的に,73例を非手術的に入院治療した.手術例はすべて単なる椎間固定術であつた.
術後1年以上を経過し,十分なる追跡データのそろつた手術例50例を対象症例とし,これに無差別に選び出した非手術例をかみ合わせて,本症における椎間固定化固定術のもつ意義を神経学的,レ線学的分析から検討した,併せて,この術式の限界についてもふれる.
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