論述
Spondylometaphyseal dysplasia
水島 哲也
1
,
加藤 次男
1
,
西岡 淳一
1
,
浜田 秀樹
1
,
内田 淳正
1
Tetsuya MIZUSHIMA
1
1大阪大学医学部整形外科学教室
pp.655-668
発行日 1977年7月25日
Published Date 1977/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905552
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1967年,Kozlowski,MaroteauxおよびSpranger5)は,Schmid型のmetaphyscal chondrodysplasia(metaphyseal dysostosis)に汎扁平椎を合併した短軀幹型のコビト症の3例(散発例)について,「La dysostose spondylo-métaphysaire」と題して発表したのが,この疾病の最初の報告である.
彼等はこの疾病の遺伝様式を常染色体劣性と考えたが,1969年,Refior13)は家族発生例を報告し,常染色体優性遺伝であると主張した.これはその後の報告例によつて裏づけられている.
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