特集 腰部脊柱管狭窄の諸問題
Lumbar canal stenosisの手術所見
片山 雅宏
1
,
山本 龍二
1
,
片山 国昭
1
,
田那村 宏
1
,
鈴木 純一
1
Masahiro KATAYAMA
1
1東急病院整形外科
pp.708-711
発行日 1976年8月25日
Published Date 1976/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905384
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いわゆる腰部脊椎管狭窄の症状を呈する高齢者をしばしば経験するが,このうち種々な保存療法にもかかわらず症状の増悪傾向を示した42例に脊髄腔造影術を行い,ことに脊椎管が後方あるいは側方より著しく狭窄されている28例に椎弓切除術を施行した.
いまだ症例が少なく手術所見も様々であるが,脊椎管の狭窄に関与していたと思われる骨・軟部組織の肉眼的変化およびその組織所見について報告する.
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