座談会
転換期をむかえた義肢
天児 民和
1
,
沢村 誠志
2
,
武智 秀夫
3
,
山内 裕雄
4
1九州労災病院
2兵庫県リハビリテーションセンター付属病院
3岡山大学
4順天堂大学
pp.880-888
発行日 1970年11月25日
Published Date 1970/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904478
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天児(司会) 今日は御多用中お集りいただいてありがとうございます.さて今回の座談会のテーマを考えた張本人は岩原名誉教授でして,どうも最近の義肢というのは新聞,テレビにはいろいろと大きく出るが,本当にそのように進歩しているのであろうか,義肢が戦後非常に進歩していることには疑いはないが,実用上問題はないのか,また世界の情勢はその後どうなつておるのかと,そういうことを新しい研究者にお尋ねする座談会をやってみたらどうだろうかというお話でした.それからどういう先生方にご出席いただいたらいいだろうといろいろ考えたのでございますが,わが国で義肢をやつておられる方が多いのでありまして,どなたをというわけにはまいりません.今日も大阪大学の川村さんにも座談会においで願いたいと思つておつたのですが,今晩おそくここにお見えになるということで,今日はこの会にはご出席できなかつたわけであります.
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