日本列島
反省期をむかえる成人病対策—北九州市
園田 真人
1,2
1北九州市若松保健所
2北九州市環境衛生研究所
pp.337
発行日 1979年5月15日
Published Date 1979/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205840
- 有料閲覧
- 文献概要
北九州市の衛生行政の特徴は,企画から実施について,プロジェクトをつくっておこなわれていることである.母子衛生は昭和43年から,結核対策は昭和48年から委員会をつくり,それぞれ成績をあげている.
成人病対策委員会(委員長=筆者)は昭和49年8月に発足し,成人病対策は果たして保健所でやらねばならないのか,といった原点から討論をかさね,5年目をむかえている.構成メンバーは,保健所長2,予防課長1,係長2,保健婦長2,検査室長2,栄養士2,合計11名に事務局(衛生局)が2名である.
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.