論述
足部切断に対する検討—特に,Chopart,Lisfranc切断について
沢村 誠志
1
,
村田 秀雄
1
,
栗原 章
2
,
中島 咲哉
3
Seishi SAWAMURA
1
1兵庫県リハビリテーションセンター附属中央病院
2北兵庫整形外科センター
3兵庫県立のじぎく園
pp.355-363
発行日 1970年5月25日
Published Date 1970/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904397
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下肢切断の場合に,切断端に要求される最も重要な機能は,いうまでもなく荷重性を十分有することと,外観および歩容がすぐれ,歩行時の疲労度が少なく,歩行能力の実用性をもつていることである.この基本的な原則は,足部周辺部の切断部位の選択にも当然適応されるものであり,さらに,このうえ,わが国における室内での体重荷重性など特有な生活様式を考慮することが必要である.
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