臨床経験
Post-traumatische Acroosteolyseの2例
松葉 健
1
,
山下 恵代
2
,
今村 恵
2
,
町田 英夫
2
Takeshi MAZBA
1
1国立水戸病院整形外科
2東京慈恵会医科大学整形外科
pp.767-771
発行日 1967年7月25日
Published Date 1967/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904266
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はじめに
Werder20)は,2回にわたつて肩関節部に外傷をうけ,その後,鎖骨肩峰端にOsteolyseをみた症例を1950年にPost-traumatische Osteolyseとして初めて報告した.以来,欧州で現在までに数例20),1),16),15),8),5),14),18),21),17),13),3),9)の報告をみるにすぎない.本邦では田辺21)らの1例をみるのみで,比較的稀なものとされる.われわれは最近,本症の2例を経験したので報告する.
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