論述
労災脊髄損傷患者の現状とその社会復帰を阻害する因子
赤津 隆
1
Takashi AKATSU
1
1九州労災病院整形外科
pp.828-833
発行日 1968年10月25日
Published Date 1968/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903980
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いとぐち
わが国における脊髄損傷患者の社会復帰の状況は,この20年間に大きな変化がみられる.
古くは永久に施設で保護するものと考えられていたものが,リハビリテーションの進歩とともに,欧米の現況の刺激を受け,積極的に社会に復帰せしめる努力が払われるようになつてきた.この大きな契機となつたものは東京パラリンピックであつたと考えられる.
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