シンポジウム 日本における新しい人工股関節の開発
緒言
井村 慎一
1,2
1福井医科大学
2福井工業大学
pp.1298-1300
発行日 1999年11月25日
Published Date 1999/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902835
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人工股関節置換術(THA)の成功は,人工股関節の固定性が術後早期から得られ,しかもその後も長期に亘って維持されることが必須条件となる.
骨セメントを使用した場合,人工股関節の初期固定性は術直後から全周に亘って得られるのでセメントレスTHAに比べ優れている.しかし,人工股関節の材質・デザイン,骨セメントの毒性,生体親和性,劣化など全く問題がないわけではない.
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