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シンポジウム 大きな骨欠損に対する各種治療法の利害得失
先天性下腿骨偽関節症に対するBone Transport
Treatment of Congenital Pseudoarthrosis of the Tibia by Ilizarov's Technique
安井 夏生
1
,
中瀬 尚長
1
,
越智 隆弘
1
,
柴田 徹
2
,
川端 秀彦
2
Natsuo Yasui
1
1大阪大学医学部整形外科学教室
2大阪府立母子保健総合医療センター整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Osaka University Medical School
キーワード:
bone transport
,
congenital pseudoarthrosis of the tibia
,
先天性下腿骨偽関節症
,
Ilizarov's method
,
イリザロフ法
Keyword:
bone transport
,
congenital pseudoarthrosis of the tibia
,
先天性下腿骨偽関節症
,
Ilizarov's method
,
イリザロフ法
pp.295-300
発行日 1998年3月25日
Published Date 1998/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902390
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抄録:先天性下腿骨偽関節症は整形外科疾患のなかでも最も治療に難渋する疾患のひとつである.本疾患に対するbone transportによる治療法はまだ確立したものとはいえないが,長所として,1)十分な病巣切除を行うことができる,2)骨長調整が自由自在である,3)変形矯正を同時に行える,などがあげられる.最大の短所は長期間にわたり創外固定器を装着しなければならないことで,それに伴う合併症の対応が必要となる.ここでは自験例を紹介し先天性下腿骨偽関節症に対するbone transport法の問題点につき述べる.
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