Japanese
English
論述
画像評価を応用した骨肉腫の術前化学療法
Preoperative Chemotherapy for Osteosarcoma Using Evaluation of Imaging Diagnosis
松本 誠一
1
,
川口 智義
1
,
真鍋 淳
1
,
黒田 浩司
1
,
谷川 浩隆
1
,
古屋 光太郎
2
,
磯辺 靖
2
Seiichi Matsumoto
1
1癌研究会附属病院整形外科
2東京医科歯科大学整形外科
1Cancer Institute Hospital Department of Orthopaedic Surgery
キーワード:
画像診断
,
imaging diagnosis
,
骨肉腫
,
osteosarcoma
,
術前化学療法
,
preoperative chemotherapy
Keyword:
画像診断
,
imaging diagnosis
,
骨肉腫
,
osteosarcoma
,
術前化学療法
,
preoperative chemotherapy
pp.235-240
発行日 1993年3月25日
Published Date 1993/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901062
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抄録:68例の骨肉腫において,画像診断による効果判定を用いて,術前化学療法を行った.その結果,有効と判定された薬剤を術前に長期間投与することは,予後改善に有用であったが,初回に投与した薬剤が無効な場合,薬剤を変更しても早期に手術を行っても,生存率の差は少ないことが分かった.また,画像にて著効と判定された症例の予後は,極めて良好であったが,無効例と有効例の予後の差は,期待されたほど大きくなかった.初回投与薬剤では,CDDPの方がMTXよりも奏功率が高かった.
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