Japanese
English
論述
四肢軟部腫瘍における超音波診断の役割
Echography in Soft Tissue Tumor
松本 誠一
1
,
川口 智義
1
,
網野 勝久
1
,
真鍋 淳
1
,
古屋 光太郎
2
,
和田 成仁
2
,
磯辺 靖
2
Seiichi Matsumoto
1
1癌研究会付属病院整形外科
2東京医科歯科大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopedics, Cancer Institute Hospital
キーワード:
超音波診断
,
echography
,
ultrasonography
,
軟部腫瘍
,
soft tissue tumor
,
画像診断
,
imaging diagnosis
Keyword:
超音波診断
,
echography
,
ultrasonography
,
軟部腫瘍
,
soft tissue tumor
,
画像診断
,
imaging diagnosis
pp.1323-1334
発行日 1984年12月25日
Published Date 1984/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907082
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はじめに
超音波診断(以下Echo)は,現在臨床の様々な分野で用いられている検査法であり,その有用性は広く認められている.四肢軟部腫瘍の診断においても,本検査法を応用した報告は,いくつかみられる7,10).しかし,それらのほとんどは,腫瘍の性格をEcho画像から診断しようとしたものであり,その結果Echoの臨床応用上の価値は低いとの印象を与えてきた.しかし,我々は,本検査法を主に腫瘍の有無あるいは局在を知る診断手技として,その臨床的有効性を認めている.そこで本稿では再度Echoの臨床応用の可能性について検討を加える.
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