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誌上シンポジウム 成人脊柱変形の目指すポイント PI-LL≦10°,PT<20°はすべての年齢層に当てはまるのか
成人脊柱変形における至適な矢状面アライメント矯正—術中にどのように目的とするアライメントを獲得するのか?
Intraoperative Appropriate Correction of Sagittal Imbalance in Adult Spinal Deformity
中島 宏彰
1
,
金村 徳相
1
,
佐竹 宏太郎
1
,
世木 直喜
1
,
大内田 隼
1
,
今釜 史郎
2
Hiroaki NAKASHIMA
1
,
Tokumi KANEMURA
1
,
Kotaro SATAKE
1
,
Naoki SEGI
1
,
Jun OUCHIDA
1
,
Shiro IMAGAMA
2
1江南厚生病院整形外科・脊椎脊髄センター
2名古屋大学医学部整形外科
1Orthopedic Surgery and Spine Center, Konan Kosei Hospital
2Department of Orthopaedic Surgery, Nagoya University School of Medicine
キーワード:
成人脊柱変形
,
adult spinal deformity
,
矢状面バランス不良
,
sagittal imbalance
,
コンピューター・アシスト・ロッド・ベンディング
,
computer-assisted rod bending
Keyword:
成人脊柱変形
,
adult spinal deformity
,
矢状面バランス不良
,
sagittal imbalance
,
コンピューター・アシスト・ロッド・ベンディング
,
computer-assisted rod bending
pp.439-447
発行日 2017年5月25日
Published Date 2017/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200816
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近年,超高齢社会を迎え,日本人の生理的脊椎アライメントを基に,骨盤形態を踏まえたさまざまな計算式が報告され,日本人における理想的な脊椎矢状面アライメントが明らかとなってきた.しかし,いかに目標とするアライメントを手術の際に獲得するかは大きな課題であり,当院ではコンピューター・アシスト・ロッド・ベンディング(Bendini®,NuVasive社)を用いて,定量的なロッドベンディングを行っている.本ベンディング法の利点と限界を中心に検討し,理想的なアライメント獲得への当院での取り組みを紹介する.
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