誌上シンポジウム 運動器画像診断の進歩
緒言
吉川 秀樹
1
1大阪大学大学院医学系研究科・器官制御外科学(整形外科)
pp.946
発行日 2014年11月25日
Published Date 2014/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200045
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整形外科医が,臨床の場で,正しい診断を行い,早期の適切な治療を開始するためには,画像診断が必須である.運動器の画像診断では,単純X線診断を基本とし,CT,MRI,超音波検査,核医学検査,造影検査などを駆使して,正確な診断や手術法の決定を行うことが必要である.さらに,近年の画像技術の進歩に伴い,運動器領域においても,新たな画像診断機器の開発,コンピュータ支援などによる画像解析の向上がなされ,さらに精度の高い画像診断が可能となった.本誌上シンポジウムでは,運動器画像診断に造詣の深い第一線でご活躍の先生方に執筆を依頼し,近年開発された新しい画像診断の原理,撮影法,画像所見,臨床的意義などを解説していただいた.
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