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あとがき
清水 克時
pp.894
発行日 2011年9月25日
Published Date 2011/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102120
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サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は7月17日に決勝戦が行われ,日本代表のなでしこジャパンが米国を下し,初優勝しました.テレビの実況中継は日本時間の18日未明でしたが,明け方まで起きている元気のない私は,翌朝,18日午前10時からNHKBSの再放送で見ました.すでに結末がわかっているのに,すっかり感動してしまいました.
結末がわかっているのに感動するという点では,本号の誌上シンポジウム「生物学的製剤が与えた関節リウマチの病態・治療の変化」も同じです.生物学的製剤によって関節リウマチの治療が格段に進歩したことは,すでに私も知っていましたが,こうしてあらためて誌上シンポジウムとしてまとめられると,やはり感動してしまいます.この誌上シンポジウムでは,生物学的製剤によって関節リウマチの治療目標が変わったこと,病態解明がすすんだこと,手術も変わったことがエキスパートによって,くわしく論じられています.
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