特集 脊椎脊髄病学 最近の進歩 2005(第33回日本脊椎脊髄病学会より)
序:脊椎脊髄病学 最近の進歩―第33回日本脊椎脊髄病学会より
伊藤 達雄
1
Tatsuo Ito
1
1東京女子医科大学整形外科
pp.350-351
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100076
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第33回の日本脊椎脊髄病学会(以下JSRS)は2004年6月8~10日に東京で開催され,第1日目の学会教育研修委員会主催の第2回脊椎脊髄病講習会より始まり,第2,3日に各種講演,シンポジウム,パネルディスカッション,一般演題(口演,ポスター),企業の展示などが開催されました.約1,600名の参加者があり,それぞれの会場にて活発な討議が行われました.この場を借りて,プログラム委員,さらに各セクションの座長・演者・参加者の皆様に感謝いたします.
今回はJSRSにて新しく「脊椎脊髄外科指導医(2004年3月時点で925名認定)」,日本整形外科学会専門医のうちで「脊椎認定医(2,742名登録)」の制度が発足し,脊椎脊髄外科医の確立,育成,そして関連領域とのあり方が問われているため,「Spine Surgery Now and Then」をテーマとすることに決めました.河合伸也前会長(山口大学)にこのテーマで格調高い,示唆に富む基調講演をしていただきました.右図は第33回学会のシンボルマークです.
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