専門分野/この1年の進歩
日本脊椎脊髄病学会―この1年の進歩
田島 直也
1,2
1宮崎医科大学整形外科
2第31回日本脊髄病学
pp.1176-1179
発行日 2002年10月25日
Published Date 2002/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903652
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脊椎外科における病態の理解や治療法の開発・評価において脊椎・脊髄のバイオメカニクス研究の果たす役割は今後ますます重要になると考え,本学会としては初めて脊椎のバイオメカニクスを主題に取り上げた.幸い予想を上回る多数の先進的研究や新しい視点からの生体力学的研究結果が報告された.また,パネルディスカッションには臨床的に未解決で,学会として参加者にup to dateな流れをつかんで頂けるような問題を取り上げたところ,こちらもほとんどのセッションで白熱した討論が行われた.以下に主なセッションのみ抽出しその概要を述べる.
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