Japanese
English
臨床報告・1
胸腺カルチノイドに合併した家族性上皮小体機能亢進症の1例
Familiar hyperparathyroidism with recurrent thymic carcinoid tumor-A case report
野崎 功雄
1
,
宗 淳一
1
,
土井原 博義
1
,
平井 隆二
1
,
安藤 陽夫
1
,
清水 信義
1
Isao NOZAKI
1
1岡山大学医学部第2外科
キーワード:
家族性上皮小体機能亢進症
,
胸腺カルチノイド
Keyword:
家族性上皮小体機能亢進症
,
胸腺カルチノイド
pp.805-809
発行日 1999年6月20日
Published Date 1999/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905304
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はじめに
胸腺カルチノイドは全カルチノイドの6.2%を占める稀な疾患であるが,クッシング症候群を合併したり,多発性内分泌腺腫症(multiple endocrineneoplasia:以下,MEN)に合併することが知られている.
今回筆者らはMEN 1型1人を含む上皮小体機能亢進症の家系で,上皮小体機能亢進症と胸腺カルチノイドのリンパ節再発をきたした症例を経験したので若干の考察を加えて報告する.
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