Japanese
English
臨床報告・1
全身麻酔時のスタイレット折損による気道内異物の1例
A case of successful extraction of a fractured stylet from the airway
伊豫田 明
1
,
金本 彰
1
,
平田 泰
1
,
宮元 秀昭
1
,
丸山 雄二
1
,
浅原 広澄
2
Akira IYODA
1
1三井記念病院外科
2三井記念病院麻酔科
キーワード:
気道内異物
,
背部叩打法
,
全身麻酔
Keyword:
気道内異物
,
背部叩打法
,
全身麻酔
pp.821-823
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905259
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はじめに
今回われわれは,全身麻酔時にスタイレットの先端が折れて気道内に落下した気道内異物を術後胸部X線写真撮影で気づき,背部叩打法にて安全かつ迅速に摘出し得た症例を経験した.全身麻酔法の反省点および救急処置の点で,示唆に富む症例と考え報告する.
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