Japanese
English
臨床報告・1
15年間の経過観察中に3回の穿孔性腹膜炎を発症した腸型Behçet病の1例
A case of intestinal Behçet's disease accompanied with panperitonitis due to its perforation during 15 years following up
小林 建司
1
,
水野 勇
1
,
真下 啓二
1
,
吉田 祥子
2
,
松本 美富士
2
,
真辺 忠夫
1
Kenji KOBAYASHI
1
1名古屋市立大学医学部第1外科
2名古屋市立大学医学部第2内科
キーワード:
腸型Behçet病
,
穿孔性腹膜炎
,
Behçet病の再燃
Keyword:
腸型Behçet病
,
穿孔性腹膜炎
,
Behçet病の再燃
pp.817-820
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905258
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はじめに
Behçet病は多臓器侵襲性の原因不明の炎症性疾患で,再燃と寛解を繰り返す難治性疾患である1)が,そのなかで腸型Behçet病は特殊病型として位置づけられている2).今回われわれは,15年間の経観察中,3回の穿孔性腹膜炎を発症した腸型Behçet病を経験したので,術式などの治療法につき報告する.
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