クローズアップ
千葉大学修士課程へ進学する小山豊子さん
八木 保
,
本誌
pp.267
発行日 1988年4月25日
Published Date 1988/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207350
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わが国でも,看護大学・大学看護学部の歴史は名実ともに深まりつつある.修士課程は現在のところまだ三大学にしか設置されていないが,小山豊子さんは今春,その一つ千葉大学大学院看護学研究科(母性看護学)に進学を果たした.
小山さんの経歴は臨床が長い.東北大学病院で助産婦として5年間働いたあと,千葉大学看護学部へ編入学.このときは「確固とした目的を持たずに進学してだいぶ悩んだが,卒業時には"学問は自分でやつていくもの"という気づきを得て、4年制大学で学んだ成果を自分なりに確認した」とのこと.そして,卒業後は1年間臨床へ.大学院では,助産婦である女性としての自分を生かして,女性のからだや母性とはなにかの考察を深めたいという.
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